小室さんが所属する法律事務所は、350人ほどの弁護士を抱える中堅事務所。米国の大手求人サイトによれば、アソシエイト弁護士の1年目の報酬は、20万1022ドルと日本円で約2290万円。一方、法務事務の場合は、せいぜい600万円程度と言われている。
眞子さんと小室さんの米国での新居は、ニューヨーク市内でも高所得層が住み、治安面の良いアッパー・ウエスト・サイドに構えるのではとささやかれている。
値段を押さえるならば、隣の州のニュー・ジャージー州からニューヨークに通勤する方法もある。ニューヨークにアクセスのよいジャージー・シティーなど治安のよい地域は、新築や築浅のワンルームでも、2500ドル(約29万円)~3000ドル(約34万円)はくだらない。眞子さんとの共働きでないと苦しいだろう。
気になるのは、司法試験に合格できなかった場合、ビザはどうなるのか、という点だ。
米国政府が公開しているリストによれば、小室さんが勤務する法律事務所は、専門職に従事する外国人に発給されるH-1Bビザの申請を行っていない。
小室さんは、学生ビザであるF1ビザのままである可能性が高い。先の弁護士によれば、学生はその学位を卒業後、1年間は、Optional Practical Training (OPT)という名目で雇用許可書をもらうことができる。
眞子さんも就職が決まっていれば本人の就労ビザが発給されるし、小室さんの配偶者としてF2ビザでも滞在は可能だ。
仮に小室さんの司法試験が、残念な結果でも来年2月の試験に合格すれば、問題はないだろう。
会見で、「私は眞子さんを愛しております」と宣言した小室さん。果たして、小室夫妻の新婚生活は、笑顔のスタートとなるのか。
(AERAdot.編集部・永井貴子)