茶髪、長髪、ひげが決して悪いわけではない。パリーグの球団では多くの選手が個性的な髪形、髪の色で人気を呼んでいる。ただ、それは結果を残してこそ個性として際立つ。成績が伴わなければ、「だらしなく見える」のは致し方ない。落合博満監督の時に黄金時代を築いた中日だが、最近10年間はBクラス8度でリーグ優勝からも遠ざかっている。

 立浪監督の覚悟は選手たちに届くか。「強竜復活」を実現した時、短い黒髪の戦闘集団はファンたちにもカッコよく映るだろう。(牧忠則)