お笑い芸人の千原せいじ
お笑い芸人の千原せいじ
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 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ(49)が、注文した商品と全く違うものが届いたと写真付きでSNSにアップし話題となったが、この行為について「店に連絡すればいいだけ」などと批判的な声が相次いでいる。そもそも、店側の単純ミスなどをいきなりSNSにさらすことに法的な問題はないのか。弁護士に見解を聞いた。

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 せいじは自身のインスタグラムで、すしチェーン店の名前をハッシュタグに入れ、フードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」で注文して届いたというマグロ丼の画像と、メニューに載っていたマグロ丼のスクリーンショットをアップした。メニューではマグロの刺し身に加えネギトロや卵焼きなどが盛られていたが、届いた商品は刺し身だけしかなかった。

 せいじは「全然ちゃう感じのやつきた」「Uberってこんなんなん?」とつづり、フォロワーからの質問に「捨てる」「何されてるかわからんし」「詐欺にしてはアホすぎるやろ」などと答えていた。

 2011年の正月には、共同購入型クーポンサイト「グルーポン」を通じて販売されていた豪華おせち料理について、購入者が全然違うものが届いたとネットにアップし、「スカスカおせち」として大きな騒動になったこともある。

 ただ今回は結果的に、店が間違って別の商品を作ってしまった単純ミスのようだ。せいじのインスタのアカウントは10万2000人以上のフォロワーがいる。批判をしたかったのか、面白がってアップしたのかは不明だが、店の名前を挙げたことの影響は決して小さくないだろう。「先に店に言うべき」「むやみにSNSで広げる話ではない」とネットでは批判的な意見も出ている。

 せいじに限らず、最近は店側の対応などへの不満をSNSに投稿するケースが目立つが、そもそもこうした行為に法的な問題はないのか。

 ネットの中傷問題に詳しい清水陽平弁護士によると、問題といえるかどうかはSNSにアップされた内容を見る必要があるという。

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投稿で思わぬバッシングにあう可能性も