放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「アモーレパシフィックジャパン」の「ノーセバム ミネラルパウダー N」を取り上げる。
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テレビ局でのメイクは、自身の楽屋に専属のメイクさんを入れるタレントと、メイク室で“局メイクさん”にメイクしてもらうアナウンサーや文化人とに分かれる。
私はもちろん後者だが、顔だけは自分でやっている。別に、すごいテクニックをもっているワケではないのだが、私なんかに、ヘアとメイク、二人の局メイクさんに付いてもらうなんて申し訳ないので、そうしているのだ。
が、プロのメイクさんによるコンシーラーやファンデーションを塗るワザや、お粉(白粉)を叩くワザは惚れ惚れするほど。自前のそれと格段に異なることを知り尽くしている高橋真麻さんは、「ベースまで、お願いします」とリクエストしている。
ただ、こうした光景が見られるのは在京局のみ。地方局の場合は、女優さんでもない限り、専属のメイクさんを連れてくる人はいない。
その代わり、地方局のメイク室には“お宝”を多数、見つけることができる。
韓国コスメの「ノーセバム ミネラルパウダー N」も、そんな一つだ。私が週1か週2で通う、メ~テレのメイクさんによれば「きめ細かくて、さらさらの仕上がりになるのでオススメです」とのこと。皮脂吸着パウダーと、ミネラル皮脂コントロールパウダーが過剰な皮脂を吸着するので、ファンデーション後はもちろん、スタジオでCM中にメイクさんがしてくれる“お直し”にも最適なのだという。
「このパウダーでおさえると、確実にメイクが崩れにくくなる」と前述のメイクさん。
実は、日中の肌くすみの原因の一つとして挙げられるのも、余分な皮脂。それを同品で吸着することでワントーン明るい肌に補正できるというのだ。
さらには、チークやハイライトの発色まで良くしてくれるというから最強のパウダーと言えよう。