米国に向け出発する小室眞子さん、圭さん夫妻。圭さんは渡米前に、母親の金銭トラブルの解決金を支払った/11月14日、羽田空港(撮影/写真部・松永卓也)
米国に向け出発する小室眞子さん、圭さん夫妻。圭さんは渡米前に、母親の金銭トラブルの解決金を支払った/11月14日、羽田空港(撮影/写真部・松永卓也)

「内親王だって自分のやりたい仕事をしたらいいのに。好きな人と自由に結婚するためにも。実力で一般企業に入社しても、きっとコネとか言われちゃうんだろうけど、そんなの気にしなきゃいいのです」

 眞子さんの渡米を伝えるNHKのニュースは、出発時も到着時もこう言っていた。

「関係者によりますと、小室さんと眞子さんは小室さんの知人らの協力も得て見つけたニューヨーク州の賃貸マンションで暮らし、夫婦共働きでの生活も考えているということです」

 共働きという方向性を報じていたのは、NHKだけではない。眞子さんが「ミュージアムやギャラリーで勤務する」と予測するメディアは複数あった。「最有力候補はメトロポリタン美術館」という報道も「メトロポリタンでなく、アメリカ自然史博物館」という報道もあった。

 どちらなのかどころか、就職するのかどうかも本当のところは知るすべもない。だけど、眞子さんがパンツをはいてニューヨークで働く。その姿はカッコいいだろうな、と思う。インターメディアテクでのパンツ姿がよく似合っていたからだ。

 メトロポリタン美術館でも、アメリカ自然史博物館でも、他のどこかでも、眞子さんが就職すれば「特別扱い」と言われることだろう。

 だから最後にもう一度、三浦さんに登場いただく。

「そんなの気にしなきゃいいのです」

(コラムニスト・矢部万紀子

AERA 2021年11月29日号より抜粋

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