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4日(土)からきょう6日(月)にかけても、トカラ列島近海を震源とする地震が多くなっています。4日(土)から6日(月)10時30分にかけて、トカラ列島近海を震源とする震度1以上の地震は140回を超えています。

ここ1週間の地震回数

上の図は、全国で、ここ1週間に震度1以上を観測した地震の震央を示したものです。ここ1週間(2021年11月29日10時30分~2021年12月6日10時30分)で、震度1以上の地震を観測したのは184回でした。

トカラ列島で地震 相次ぐ

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トカラ列島近海を震源とする地震が、4日(土)からきょう6日(月)にかけても頻発しています。4日(土)から6日(月)10時30分にかけて震度1以上の地震は140回を超え、そのうち震度3以上の揺れも10回となっています。5日(日)11時14分頃には鹿児島県十島村で震度4を観測しました。

また、3日(金)には山梨県東部・富士五湖や紀伊水道を震源とする地震が発生し、最大震度5弱を観測するなど、地震が頻発しています。いつ発生するかわからない地震に備えて、日頃から身の回りの安全を確保するようにしておくことが大切です。

緊急地震速報が発表されたら

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地震はいつ発生するかわかりません。緊急地震速報が発表されたら、落ち着いて、身の安全の確保をしましょう。

室内にいる場合は、扉を開けて、机の下に隠れましょう。屋外にいる場合は、周囲の危険なものから離れて、頭を守ることが大切です。ブロック塀が崩れたり、看板が落ちてくることも考えられます。エレベーターの中でも慌てず、すべてのフロアのボタンを押すなどしてください。

日頃から備えを

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日頃から身の回りの安全を確保するようにしておきましょう。

①ハザードマップを確認して、土砂災害や液状化現象の危険性の高い場所を確認しておいてください。国土交通省や各自治体のホームページなど、インターネットからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に確認するようにしましょう。地盤によって揺れる大きさが変わります。「地震のゆれやすさ全国マップ」を確認して、心づもりをしておきましょう。

②家具の転倒を防ぐ対策をしましょう。特に、寝室の安全はしっかり確保してください。普段寝ている場所に寝転がり、家具が倒れてきたり、ものが落ちてきたりしないか確かめておきましょう。

③万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認してください。避難時に必要なものは、日頃からリスト化しておくと便利です。情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。地震による停電や通信回線が集中してもいち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。