今年に入って急速に進んだ円安。このままでは1ドル=500円まで進むとの見方も出ています。そうなれば物価も急上昇してハイパーインフレの危機も。私たちの暮らしはどうなってしまうのか……、大胆に読み解きます。ほかにも、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での名演が光った中川大志さんのインタビュー、元幹部が語った統一教会の内実、やさしい生前贈与のやり方、SNSからベストセラーへの道が開けるなど、気になる話題が満載のラインナップでお届けします。

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「1ドル=500円を超す時代がやってくる」。そう見立てるのは“伝説のディーラー”こと藤巻健史さん。アベノミクスの失敗で円の価値がどんどん下がり、このままではハイパーインフレが避けられないといいます。藤巻さんが唱える収束の方法とは? 「円安の裏側」を明かす証券マンの座談会は目から鱗の話が盛りだくさん。為替介入に外国人投資家は「クレージー」と評価したとか。円安のいまだからこそ注目の金融商品も解説しています。

その他の注目コンテンツは

・俳優・中川大志さんインタビュー
大河ドラマで大注目の24歳の若きスターが、週刊朝日の表紙に登場。インタビューでは、初の本格舞台となる音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」への意気込みをたっぷりと語ってくれました。この作品はシェークスピアの名作「リチャード三世」を昭和の歌謡界に落とし込んだもの。「活気あるこの時代にタイムスリップしてみたい」と語る中川さん。彼の魅力が満載のグラビアもお楽しみください。

・統一教会元幹部激白180分
勅使河原秀行氏は「本来は改革派だが、組織防衛を優先している」。そう語るのは旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の元幹部の男性。週刊朝日の取材に内情を激白しました。過激な献金は教団内でも反対論があり、その動きを韓国の本部がつぶしてきたといいます。宗教法人法の「質問権」の行使で教団の解散も現実味を帯びていますが、「韓国本部にこそ調査のメスを入れるべきだ」と直言。180分に及んだインタビューを紙面で詳報します。

・生前贈与まるわかりQ&A
生きている間に子や孫に資産を渡す「生前贈与」。そのルールの見直しが検討されているのをご存じですか? 相続税対策としても活用されている「暦年課税」の仕組みが続くのか、「結婚子育て」「教育資金」特例はどうなるのか……。生前贈与を利用しようとしている人たちにとっては無関心ではいられません。相続対策に備えるために、Q&A形式で解説します。

・令和版「作家への道」
YouTube発の本が47万部、ブログ発で5万部。原稿用紙に作品を書きため、出版社に持ち込んだり新人賞に申し込んだりするのは今やむかし。最近はネットの発信からベストセラーに結びつくケースが増えています。先輩作家とネットで“新人”を発掘する編集者に、イマドキの作家デビューの秘訣を聞きました。

週刊朝日2022年11月11日号
発売日:2022年11月1日(火曜日)
定価:440円(本体400円+税10%)