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10日の関東甲信は、1月6日以来の大雪に警戒が必要です。東京23区でも積雪となり、大雪となる所もありそうです。10日の朝から夜にかけての路面状況の変化や交通機関への影響にも注意が必要です。

東京23区で積雪となる所も

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10日は東海道沖で低気圧が発生し、発達しながら東へ進むでしょう。また寒気が流れ込む見込みです。伊豆諸島などで、9日夜には雨雲がかかり始めるでしょう。関東甲信は、早い所では日付がかわる頃から、次第に雨雲や雪雲がかかり始める見込みです。甲信や内陸などを中心に、降り出しから雪になる所もありそうです。降り始めが雨でも次第に雪に変わる所もあるでしょう。予想より気温が低くなったりすると、警報級の大雪になるおそれもあります。

9日18時から10日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、

甲信地方               25センチ。

関東地方北部             15センチ。

箱根から多摩地方や秩父地方にかけて  15センチ。

関東地方南部の平野部          8センチ。

東京23区                5センチ。

その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、。

甲信地方               5から10センチ。

関東地方北部             5から10センチ。

箱根から多摩地方や秩父地方にかけて  5から10センチ。

関東地方南部の平野部         5から10センチ

東京23区               1から5センチ。

の見込みです。

東京23区では、東京都心で10センチの積雪を観測した1月6日以来の大雪となりそうです。

交通機関への影響に注意

10日は、交通機関などへの影響も考えられるため、不要不急の外出はなるべく避けたい所ですが、通勤・通学、また中学や高校、大学受験などで外出を予定されている方は、いつもよりも早めに起床し、外の様子や交通機関からの情報、最新の気象情報を確認するようにし、時間に余裕をもって行動するようにしてください。

また周辺地域へ通勤・通学・受験などで移動される方は、地元の状況だけでなく、外出先やその途中の地域の気象状況を確認することも大切です。

朝のお出かけの際と、お帰りの際では、路面状況がガラッと変化していることも考えられます。大雪や路面の凍結にも注意が必要です。

車を運転される方は、冬タイヤなど冬の装備を万全にし、靴は滑りにくい靴を用意するなど、念のため、雪への備えをするようにしてください。

10日の朝から夜にかけての路面状況の変化や交通機関への影響にも注意が必要です。

11日の朝も大雪や路面の凍結の影響が残る所もありそうです。三連休初日の朝も、外出の際は最新の情報にご注意ください。

最高気温3℃ 1月6日以来の寒さに

あすは気温がほとんど上がらず、極めて寒い一日となりそうです。

東京都心で10センチの積雪となった1月6日の大雪の日は、東京都心では午前中、2.6度まで気温が上がったのをピークに、午後は次第に気温が下がり、氷点下になるほどの極寒になりました。10日は、東京都心の最高気温は3℃の予想で、1月6日以来の寒さになりそうです。ここ数日の東京都心は最高気温が10℃に届かない日が続いていますが、それ以上に厳しい寒さになるでしょう。

また、沿岸部を中心に、北よりの風も強まりそうです。風速1メートルにつき、体感温度は1℃下がると言われています。体感としてはかなり寒く感じられるでしょう。風を通しにくいダウンを着たり、アウターやインナーも工夫し、マフラーや手袋、ニット帽などを活用して、暖かくしてお出かけください。