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この先は、短い周期で天気が変化するでしょう。雨や風の強まる日もありそうです。また、17日(木)ごろまでは、季節先取りの暖かさが続きますが、その後は平年を下回る気温の日もあるでしょう。寒暖差に注意してください。

1週目(14日~20日) 季節先取りの暖かさの後は春の嵐?

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14日(月)は、低気圧や前線の影響で、朝までは雨や雪の降る所が多いですが、日中は晴れ間の出る所が多くなりそうです。最高気温は、関東から九州にかけて20度を超える所が多くなるでしょう。雨上がりで気温が上がると、花粉が飛びやすくなります。いつも以上に注意してください。東北も20度近くまで上がり、雪どけが進むでしょう。なだれや屋根からの落雪、河川の増水に注意が必要です。

15日(火)は、次の低気圧(上の図の朝鮮半島付近の低気圧)が日本付近に近づく見込みです。広く雨や雪が降るでしょう。湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になり、雷を伴って降り方が強まる所もありそうです。

16日(水)は、寒気や気圧の谷の影響が残る、北海道では雪や雨が降りますが、東北から九州にかけては、天気が回復に向かうでしょう。ただ、晴れの天気は長続きしません。17日(木)になると、西から低気圧や前線が近づく見込みです。天気はゆっくり下り坂で、九州では夜になると雨が降り出す所がありそうです。

18日(金)は、低気圧や前線が日本付近を通過するため、全国的に雨や雪が降るでしょう。最高気温はこれまで20度前後で推移していた、関東から近畿では、気温がガクッと下がる予想です。東京は12度と2月下旬並みとなりそうです。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

19日(土)は、低気圧が発達し、北日本を中心に荒れた天気になる可能性がありますので、今後の情報にご注意ください。20日(日)は、寒気の影響で、北日本の日本海側や北陸では、雪や雨の降る所がありそうです。

2週目(21日~26日)暖かさは落ち着く 傘マークなくても油断禁物

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21日(春分の日)は、北日本の日本海側や北陸は天気が回復しますが、西からは気圧の谷が近づきそうです。東海から九州は次第に雲が広がるでしょう。22日(火)は、西日本や東日本で雲が広がり、傘マークがない所でも雨の降る所がありそうです。最高気温は平年を下回る所が多く、冬物の服が活躍しそうです。

23日(水)以降は、関東から九州にかけては、晴れる日が多くなるでしょう。気温も徐々に上がり、26日(土)には再び20度前後まで上がる予想です。

桜の季節の始まり 開花のトップは本と宇和島で20日

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日本気象協会が3月10日に発表した「2022年桜開花予想(第5回)」によりますと、全国トップは熊本と愛媛県宇和島で3月20日に開花の予想です。21日には高知、22日には福岡や静岡で開花し、東京は23日に開花する見込みです。

記録的に早かった、昨年と比べると1週間から10日ほどは遅くなりますが、広く平年並みくらいの予想です。3月の終わりにかけて西日本から東日本では続々と、桜の便りが届きそうです。

朝晩はまだ冷えますので、桜を見に行くときは、服装選びにもご注意ください。