映画「スペンサー ダイアナの決意」が全国公開中だ。世界中が愛したダイアナ元妃の決意の3日間を映画化したのは、「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」を手掛けたチリ出身のパブロ・ラライン監督。主演のクリステン・スチュワートはアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。
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1991年のクリスマス。ダイアナ妃(クリステン・スチュワート)とチャールズ皇太子(ジャック・ファーシング)の夫婦関係はもう既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交う中、クリスマスを祝う王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウス。
ダイアナ以外の誰もが平穏を取り繕い、何事もなかったかのように過ごしている。息子たちとのひと時を除いて、ダイアナが自分らしくいられる時間はどこにもなかった。ディナーも、教会での礼拝も、常に誰かに見られている。彼女の精神はすでに限界に達していた。追い詰められたダイアナは、生まれ育った故郷サンドリンガムで、今後の人生を決める一大決心をする──。
本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)