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きょう9日明け方は九州南部で強い雨を観測しました。午後は東北から九州にかけて大気の状態が不安定となる見通しで、所々で雨や雷雨があるでしょう。ランチタイムや帰宅時間帯は傘があると安心です。

午前中　九州南部や関東、東北南部で雨

きょう(9日)午前は、気圧の谷や湿った空気の影響で、九州南部や関東甲信、東北南部などでは雨が降りました。一時的に雨脚の強まった所もあり、いずれも午前3時30分ごろまでの1時間に、鹿児島県の紫尾山(しびさん)では1時間に21.5ミリ、鹿児島市喜入(きいれ)では21.0ミリの強い雨を観測しました。

午前11時現在、東北南部や関東の一部で雨が降っています。また、沖縄は梅雨前線に伴う雨雲がかかりはじめていて、午後はカミナリを伴って激しい雨の降る所がありそうです。急な強い雨や落雷などに注意が必要です。

午後　大気の状態不安定　お昼どきも雨具があると安心

きのう(8日)空気がヒンヤリとした東北や関東甲信、北陸などでは、きょうは肌寒さは解消する見込みです。最高気温は、東北で20度前後、関東甲信や北陸は23度前後の所が多い予想です。また、西日本では、最高気温が30度以上の真夏日となる所もありそうです。

気温が上がる一方、上空の寒気との気温差が大きくなるため、午後は、大気の状態が不安定となる見通しです。東北南部から九州にかけて所々で雨や雷雨があり、激しく降る所があるでしょう。特に、東北南部や関東甲信の山沿いを中心に発雷確率が高くなっています。晴れ間が出ていても、空模様の急な変化にご注意ください。

ランチタイムが遅くなる方は、傘を持って行くと安心です。一方、帰宅時間帯には、雨の降る範囲が広がりそうです。これからお出かけになる場合は、折りたたみ傘など雨具をお持ちになってください。