MCタイムを経た後半戦も、見せ場や名シーンはてんこもり。ライブ初披露のオリジナル曲「Aっ!!!!!!」では、ピースサインを振り上げ、会場が一つになって踊った。曲前のMCでリチャードが「立ってもらっていいですか?」と呼びかけると、ファンは待ってました!とばかりに瞬時に起立。その様子にリチャード、「立つんめっちゃ速いな(笑)、足腰くそ強い」と、愛をこめたツッコミをおくる。
ジャニーズJr.のライブでは鉄板の嵐の名曲「Happiness」は、櫻井翔に代わり、福本が「上の、上の、上のほうー!」「みなさんも一緒に!」などと一生懸命煽る。加えてメンバー内では、“姫”末澤の奪い合いも勃発。佐野が末澤の頭を胸に引き寄せたかと思えば、リチャードはがっちりと肩を抱きに行く。そこへ福本がやってきて、頬をくっつけながら耳元で歌う。末澤は終始、まんざらでもない笑顔を浮かべていた。
「初心LOVE」では、西畑大吾(なにわ男子)の親友、正門が西畑パートを担当。道枝駿佑(なにわ男子)の決め台詞「ねえ、今もだよ」は、上目遣いの佐野がはにかみながら「なぁ、今もやで」と関西風にお見舞いする。6人それぞれの個性がにじむ“初心LOVEポーズ”も披露したが、そのキメキメぶりは「初心感がない(笑)」とファンの間で話題になっていた。
一転、神山智洋(ジャニーズWEST)が作詞作曲したオリジナル曲「Stray dogs.」では、振り幅の広さを見せつける。火柱が上がるなか激しく歌い、踊り、突如漂うギラついた野性味。佐野は「待ったなし曝け出してやるよ」と歌いながら、黒シャツを大きくはだけさせて胸元を露わに。さっきまでのおふざけモードはどこへやら、セクシーな顔を覗かせた。
フィナーレが近づくと、6人はファンへの感謝と誓いをまっすぐ言葉に乗せ、最後の挨拶をする。※メンバーのコメント詳細はこちら。そして、「約束するよ あの場所に連れてくから~♪」 。横一列のシンプルなフォーメーションで、歌詞を噛みしめるように、「My dreams」(関西ジャニーズJr.)を歌いあげた。純白の衣装に身を包んだ6人は、遠くを見つめたり、観客にほほ笑んだり、それぞれ胸に迫るものがあるような表情をしていた。