竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信/2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
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「コンビニ百里の道をゆく」は、53歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

【写真】店舗に貼られた「耳マーク」はこちら

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 コロナ禍で、マスク姿が普通の生活になりましたね。ただ、困っている方々もいます。たとえば聴覚障害のある方の多くは、相手の身ぶりや口の動きで会話を理解されるため、口元が隠れるマスクだと意思疎通に支障が出てしまいます。コンビニで買い物をしていただく際も同様です。


 ローソンでは8月30日から、「耳が聴こえにくい方はお気軽にお知らせください。」と記載した「耳マーク」を店の入り口などに貼り、レジ横に「レジ袋の要・不要」「(レンジで)温めてください」などを指さしで意思表示できるよう、イラスト入りのシールを貼る取り組みを始めました。


 私たちは、たとえば災害などの状況で、物資の配給拠点となるなど、マチの皆様の生活と安心安全を守る最後のよりどころになる役割もあると自負しています。そのためにも「ユニバーサルサービス」(誰もが等しく享受できる公共的なサービス)の考え方は非常に重要です。

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