オジー・オズボーン、米国での銃乱射事件に“うんざり”したため英国に帰国すると明かす
オジー・オズボーン、米国での銃乱射事件に“うんざり”したため英国に帰国すると明かす

 オジー・オズボーンが、米国で頻発する銃乱射事件に“うんざり”してしまったことから、家族と共に米ロサンゼルスから母国である英国に戻ることを明らかにした。

 英紙オブザーバーとの新しいインタビューで彼は、「あそこは何もかもがf***ingバカげてる。毎日毎日、人が殺されていてうんざりしている。学校での銃乱射事件でどれだけの人が撃たれたか神のみぞ知るし、ラスベガスではあのコンサートでの大量殺戮があった……マジで狂ってるよ」と述べた。彼が言及しているのは、60人近くが死亡し500人以上が負傷した、2017年の【ルート91・ハーベスト・カントリー・ミュージック・フェスティバル】での銃撃事件のことだ。
 
 オジーはまた、米国で死ぬのは怖いと付け加えた。73歳の彼は、「F***ingフォレスト・ローンには埋葬されたくない。俺は英国人だから(故郷に)帰りたい。とはいえ、妻がティンブクトゥ(想像しうる最も遠い場所)に住めって言うなら、行ってやるよ。でも、そうじゃなくて、もう家に帰る時が来たんだ」と述べている。フォレスト・ローンとは、LAにある多くの有名人が埋葬されている墓地だ。

 オズボーンの妻でマネージャーのシャロンは、このインタビューで、「米国は大きく変わってしまった。もうユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ(アメリカ合衆国)ではない。何もユナイテッド(統一)されていない。今、暮らすにはとても変なところ」と指摘している。

 2022年7月に結婚40周年を迎えた夫妻は、LAのハンコック・パークの邸宅を売却し、2023年初頭に英バッキンガムシャーの350エーカー(約1.4平方キロメートル)ある邸宅に引っ越す予定だとオブザーバーは報じている。オジーは英国の自宅に音楽スタジオを建設する予定だと伝えられており、そこでブラック・サバスのトニー・アイオミとアルバムをレコーディングする可能性を示唆している。