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季節外れの暖かさは長続きしません。週明けは次第にこの時期らしい寒さとなる所が多いでしょう。20日(金)以降は強い寒気が流れ込み、各地で寒さがより厳しくなりそうです。

季節外れの暖かさは一時的

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きょう13日(金)も全国的に1月とは思えない暖かさの所が多く、北海道や東北では1月としては記録的な高温となった所もありました。ただ、この季節外れの陽気は長続きしません。あす14日(土)は北海道で寒さが戻り、15日(日)以降は全国的に平年並みの気温に近づくでしょう。いったん暖かさを感じた後だけに、寒さがより体にこたえそうです。服装などで上手に調節してください。

17日(火)は、本州の南に低気圧が予想されており、低気圧の位置や進路、気温の状況によっては関東など本州の太平洋側で雪になる可能性があります。雪が降らない場合も曇りや雨だと、昼間も気温が上がらず、寒くなるでしょう。こちらは予報が大きく変わる可能性がありますので、最新の情報を確認してください。

来週末は冬型の気圧配置が強まる 1月下旬は寒波襲来か

20日(金)は冬型の気圧配置が強まり、来週末にかけて日本列島に強烈な寒気が流れ込むでしょう。広い範囲で真冬の厳しい寒さが予想されます。また、日本海側を中心に雪の量が多くなることも考えられ、太平洋側にも雪雲が流れ込む可能性があります。積雪が急に増えて、一気に冬景色が戻るでしょう。その後も1月下旬は強い寒気が次々と流れ込みそうです。今週末のうちに改めて大雪などへの対策を見直しておくとよいでしょう。

早めの対策を

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。