
この先もまだまだ数多くの作品に出演する予定だが、最近、ふとこれまでのキャリアを振り返る機会があったという。
「つい先日、それこそ部屋を圧迫している27年分の台本を整理してみたんです。そうしたら段ボール10箱分ぐらいになって。27年ってこんなものかと思う一方で、この箱の数のぶんだけ人から請われてきたんだという感慨もありました。この『激怒』も、その中の一つに加わっているわけです。そんなことを感じるタイミングでもある、思い出に残る作品となりました」
私たちが“この顔”を目にする機会は、今後もまだまだありそうだ。川瀬さんの部屋の段ボール箱は、増えるばかりである。「激怒」
【インフォメーション】
「激怒」
企画・脚本・監督:高橋ヨシキ
主演:川瀬陽太
8月26日(金)より新宿武蔵野館、テアトル梅田ほか全国順次ロードショー
(本誌・太田サトル)
※週刊朝日オンライン限定記事