この先も全国的に気温が高く、3月とは思えない暖かさの日が多くなるでしょう。きょう13日、全国に「高温に関する早期天候情報」が発表されました。東京の桜の標本木は13日午後2時の時点で4輪咲いており、開花の発表が秒読みです。この先の暖かさで蕾が次々と花開くでしょう。
続く高温傾向 桜の開花を促す暖かさ
全国的に気温が平年より高い状態が続いています。3月3日(金)から12日(日)までの10日間平均気温を見ると、北海道から中国地方、九州北部の広い範囲で赤い表示(平年プラス3℃以上)となっています。
東京の桜 あす14日(火)にも開花発表か
この暖かさで、西日本や東日本では桜の蕾が急速に膨らんでいます。靖国神社にある東京の桜の標本木は、複数の蕾がピンク色になっており、きょう13日(月)午後2時の時点で4輪咲いています。あす14日(火)にも開花の発表(目安は5~6輪の花が咲いた状態)があるかもしれません。
高温に関する早期天候情報が発表
きょう13日(月)は、寒冷前線の通過に伴い寒気が流れ込んで、寒の戻りとなりました。しかし、この寒さは一時的で、週末にかけても全国的に気温が高いでしょう。
きょう13日(月)、全国に「高温に関する早期天候情報」が発表されました。今週だけでなく来週も暖かい空気に覆われやすく、北海道から九州北部にかけては19日(日)頃から、九州南部と沖縄・奄美も21日頃(火)から、気温が平年よりかなり高くなるでしょう。
雨の日はヒンヤリすることもありますが、3月とは思えない暖かさの日が多くなりそうです。雪が多く残っている所では、雪どけによるなだれや川の増水などに注意が必要です。
この先の暖かさで東京だけでなく、西日本や東日本のあちらこちらで桜の蕾が次々と花開きそうです。