現在の恋人との「結婚」についても初めて語った(撮影/中西正男)
現在の恋人との「結婚」についても初めて語った(撮影/中西正男)

 ただ、基本的には2023年の5月以降はテレビにも出てないし、芸人としてのお仕事はもうしてない。そう定めています。

 それ以降の話で言うと、まず、焼き肉屋という自分がやっているビジネスは継続してしっかりやっていきます。フランチャイズのオーナーさんもいらっしゃいますし、そこは責任を持って当然全力であたります。

 それをやりつつ、アメリカに行く。なぜアメリカなのかというと、コロナ禍になる前の年末年始に2年連続でアメリカに行ったんです。海外に行って「いいところだったし、また来たいな」と思うことはよくあるじゃないですか。そうじゃなくてアメリカでは「オレ、この場所に戻って来ないとアカン」と思ったんです。

 そう思った理由を自分でも考えてみたんですけど、まず一つがね、アメリカの“われ関せず感”かなと。なんというか、アメリカの「人に干渉しない」感覚がすごくひかれたんです。

 逆に言うと、今の日本はえげつない。他者への関わっていき方がねちっこいというか。それがオレはすごくイヤで。だから、よくツイッターでケンカみたいになってますけど(笑)、その根底にはいきなり人にそんな感じで入り込んでくるのは違うやろというのが自分の中であるんですよね。

 あとは何もかもスケールが大きい中で、今とは違うことをやってみたい。その思いが湧きあがってきたのもありました。

 芸人ではない新しい仕事をする。しかも、アメリカでそれをする。それは考えてるんですけど、今の時点で何をするかは本当に決まってないんです。

 飲食に限らず、例えば、日本のテレビ番組が来る時のコーディネーターの会社をやってるかもしれないし、もしかしたらオリックス・バファローズの外国人の担当をしてるかもしれないし、これはホンマに分かりません。

 この前、交際報道が出た女性とももちろん大事にお付き合いはさせてもらっています。ただ、急に僕がアメリカに行きますと言っても対応にも困るやろうし、1年半後どうなっているのかはその時の自分らにしか分からない。これは変な意味ではなく、事実として、こればっかりはその時になってみないと分からない。

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