いま、彼女の部屋には、新作のアートパネルが飾られています。
「本当に必要な物だけになったら、本当に好きなことを突きつめられるようになったかな」
インテリアも創作活動も、汚部屋時代はそれ以前に問題があるだろうと遠ざけていました。部屋にスペースが生まれると人生の「余白」に気づき、もっと遊んでいいんだと思えるようになった。
目を背けてきた片づけを味方にしたら、彼女は自分の才能を生かせるようになりました。これまでの創作活動と新しく学んだことを組み合わせて、人を楽しませるアート活動をしていくんだと話してくれました。
◯西崎彩智(にしざき・さち)/1967年生まれ。お片づけ習慣化コンサルタント、Homeport 代表取締役。片づけ・自分の人生・夫婦間のコミュニケーションを軸に、ママたちが自分らしくご機嫌な毎日を送るための「家庭力アッププロジェクト®」や、子どもたちが片づけを通して”生きる力”を養える「親子deお片づけ」を主宰。ラジオ大阪「西崎彩智の家庭力アッププロジェクト」(第1・3土曜日夕方)が2021年5月1日からスタート。フジテレビ「ノンストップ」などのメディアにも出演
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