俳優の東出昌大
俳優の東出昌大
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「円満退社」ではないのは明らかだった。芸能事務所・ユマニテが俳優・東出昌大との専属契約を今月14日で解消した。15日に公式サイトで掲載した発表文には、東出に対する落胆と失望の思いが綴られていた。

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 同事務所は「2020年1月の東出昌大の不祥事以来2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました。真摯に1つ1つの作品を重ねてゆくことで 東出昌大の俳優としての再生の可能性をいつか見つけられるかもしれないという思いでした。当然それは彼自身も 同じ思いで進んでいるはずだと思っておりました」と一度は支えていこうと決意した思いを告白。「しかし 昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時 私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」と度重なるスキャンダルにより、決別せざるを得なくなったことを吐露した。

「タレントが所属事務所と契約を解消することは珍しくありませんが、ここまで赤裸々に思いが綴られている文面は珍しい。東出に逆風が吹き荒れていた時も守り続けてきただけに、やるせない思いが強かったのでしょう。文面から伝わってきます。このような形で所属事務所を去ると、東出を俳優として起用するのが厳しくなる。演技力がずば抜けているわけでもなく、厳しい言い方をすれば『替えの効かない俳優』の域にはまだまだ達していない。フリーでやっていく可能性が高いともいますが、前途多難だと思います」(芸能マネジメント事務所の関係者)

 2018年公開の主演映画「寝ても覚めても」で共演した女優・唐田えりかと3年間に及ぶ不倫が20年1月に週刊文春で報じられ、8月に女優・杏との離婚を発表。所属事務所だったユマニテは関係各所にお詫び行脚を続けた。東出は恩返ししなければいけないにもかかわらず、その思いを裏切る行動を繰り返す。昨年10月に映画のロケ地だった広島に20代のハーフ美女を呼び寄せ、共演者やスタッフと同じホテルに3 泊したことが報じられた。

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