NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演中の女優・川栄李奈(27)が10代の女子高生として登場し、話題となっている。違和感なく女子高生を演じていることに、ネット上では「少女みありすぎてリアルでは一児の母とか想像つかない」「本当に結婚も出産も経験してるの?」など驚きの声が上がっている。
テレビ情報誌の編集者は川栄についてこう評価する。
「もともと、演技力の高さには定評があります。彼女は演技をする際に、なるべく自分の色を出さないように努力しているそうで、毎回、うまく役に染まっています。『もともと自分に色があまりないので、大変ではない』『台本読んで、こういう役なんだと思って芝居をするだけで、こだわりが特になく、何でもいいという性格』とインタビューで答えていたこともあります。さらに、身長152 cmという小柄で薄い顔立ちというところも、女子高生役になじんだ一因でしょう。薄顔はシワなどが目立ちにくいので、実年齢より幼く見られやすい。川栄自身もインタビューで、『すっぴんの顔がとにかく薄いんです』と話していました。しっかりメークをしても、ナチュラルに見える顔立ちだと思います」
それだけでなく、出産後のスキンケアや体形維持もしっかり行っているようだ。女性誌のインタビューでは、体重が増えやすい体質であることを告白。浴室暖房をつけ、サウナスーツを着る“おうちサウナ”にハマっており、「3時間ほど入っていたら1.5kg落ちました」と話していたことも(『美的』2021年10月号)。
一方、「良くも悪くも母親オーラがまったくない」と言うのは週刊誌の芸能担当記者だ。
「過去、朝ドラのオーディションに5回も落ち、ようやく6回目で今回の主演を勝ち取ったのは有名な話。出産後、『#リモラブ』への出演もあったのに、育児の合間を縫って演技力を高めるため、相当な努力をしたとか。女性誌の報道によると、朝ドラの収録開始に伴い、川栄は大阪で単身赴任をし、子育ては夫や実母がサポートしているようです。朝ドラへの気合はすさまじく、女優としてのプロ意識を強く感じさせますが、家族に関する情報はほとんど発信していないので、一部女性視聴者からは『まだ小さいのに、子どもは大丈夫?』などの意見もあるのは事実です。ただ、母親っぽさがないからこそ、女子高生役もハマるわけですし、今後の伸びしろが大きいとも言えます」