そしてふと思う。「あれ?最近、寝る時に嫌な夢を見る回数が減ったな」と。

 ヤクルトを飲むタイミング。紹介してくれた芸人さんには「なるべく寝る前に飲む方がいいらしいんだけど」と言われていたが、なかなか毎日夜は飲めない。だが、夜飲む回数もそれなりにあった。

 で、嫌な夢を見る回数が減ったと意識してから、夜、寝る前に飲む回数をこの数カ月、増やしてみた。というかほぼ毎日寝る前に飲む。

 そして今思う。睡眠の質が上がるって、本当だな!!と。

 嫌な夢もほぼ見なくなったし、深く眠れている気がする。変わった。睡眠が変わった。

 こんなことあるのだと。

 僕はヤクルトの回し者でもなんでもない。普通にお金を払って取っている。ステマでもない。

 今年50になる僕の中の睡眠の悩みが解決されたことに、僕が一番驚いている。

 乳酸菌シロタ株1000億個と聞いて、怪しいと思ってしまった自分に説教してやりたいし、シロタ君に謝りたい!

 君のおかげで、僕の生活は変わりました。ありがとう。いや、すげーっす。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。毎週金曜更新のラブホラー漫画「お化けと風鈴」の原作を担当し、自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が発売中。作演出を手掛ける舞台「怖い絵」が2022年3月に東京・大阪にて上演。

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鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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