――「星の雨」のストーリーにちなみ、もがきながら進んできた道は?
いやもうこの人生ですね。もがきまくりです。特に18、20(歳)の頃、この仕事を続けるか迷いました。でも、「ごくせん」とか月9とか、「あさが来た」とか大きな仕事が入ってきて。だから必死で「デビューさせてくれ」ってジャニー(喜多川)さんに直談判しました。「もうこの世界しか俺にはないぞ」言うて。
■重岡大毅
――「星の雨」の歌詞にちなみ、最近起きた「すぐそこにある小さな奇跡」は?
なんだろう?あ、仕事で公園行ったんですよ。あのー、四つ葉のクローバー見つけました。もう見つけただけで、摘まずに、そのまんまにしましたけど。なんかワクワクしますよね。
――カップリング曲「イキテヤレ」の歌詞「無駄こそ僕らの生きるパワー」にちなんだエピソードを。
無駄なことばっかしてるけどなぁ。無駄やけど好き……気になることはなんでも好きですけどね。なんやろ、しょーもない、ガムの包み紙で鶴折ったりとかも、無駄ですけどね、やってまいますけど(笑)。ちょっと手持ち無沙汰のときとかに。ま、あんま深く考えてないんですけどね(笑)。
――「星の雨」初回盤Aに収録の、ご自身が作詞作曲した「愛情至上主義」は?
もともと曲があって、歌詞をドラマやりながらつけないといけないから大変やったな。北海道で撮影の合間を使って、銭湯行ったり公園行ったり、札幌の街走り回りながらね。やっぱ青春パンク書きたかったから。書きながら言いたいことを見つけてってる感じで。「記録にも記憶にも残すような自己ベストで抱いてやる」っていうのは最初に浮かんだんですけど。あとライブはイメージしました。早くライブで歌いたいですねー。
――ロックなイメージが強くなった印象が。
うれしいですね。もともと自分のなかにそういう気持ちはあったみたいですけど、気づいたのは3年前くらい。いまの自分は好きですね、俺は。