■神山智洋
――「星の雨」の歌詞にちなみ、最近起きた「すぐそこにある小さな奇跡」は?
自分のパートやけど、確かにそうやなって思う。俺オフは基本的に家にいるし、波風立てずに平和に生きたいなって思うけど、小さな奇跡に慣れてしまったらだめだよねって。それに奇跡は起こすもんでしょ。待ってるんじゃなくて。はい、名言出ましたね。
――カップリング曲「イキテヤレ」の歌詞「無駄こそ僕らの生きるパワー」にちなんだエピソードを。
力をもらうのはワンちゃんとネコちゃんかな。僕が仰向けで寝てると、ここ(胸の上)にネコがいて。撫でてほしいときって後ろむくんですよ。で、尻尾でぺんぺんぺんぺんって。かわいい。ただ寝られへん(笑)。
――「星の雨」のストーリーにちなみ、もがきながら進んできた感覚は?
ずっともがきまくってますね。デビューしてから楽曲制作とかにも本腰入れて、今は自分の道は見えてきたけど生みの苦しみが半端じゃない。いっぱい作り続けてきたから、今後どういう曲を作りたいのかわからなくなってきたところも正直あって。でもいざ自分を信じてやってみれば形にはなる。
――今まで苦労した仕事は?
シェークスピアの「オセロー」(2018年の舞台)をやったときは本当にレべチ(レベル違い)に、性格悪なってたと思います。3時間45分、38公演1カ月休演日なしで、役にのまれていたかも。でもあれをやったんだからあとは何でも来いっていう精神になれた(笑)。
■藤井流星
――「星の雨」の歌詞にちなみ、最近起きた「すぐそこにある小さな奇跡」は?
古着屋に行って、狙っていた服とかレアなものに出会ったとき、奇跡やなって思う。最近見つけたのは、自分の生まれ年の1993年にマドンナが開催したツアーTシャツ。世界中まわってて、どっかの国のときだけバックプリントがあるんですよ。それがレアで。曲をめちゃくちゃ聴いてたわけじゃないですけど、服から入って、アーティストを知ることもあります。
――カップリング曲「イキテヤレ」の歌詞「無駄こそ僕らの生きるパワー」にちなんだエピソードを。
無駄なんて一つもないと思いますね。無駄って思ってることも結果的には自分の身につくことやから。