が、妻に「熱測った?」と聞くと、嫌な予感がして測ってないのだと言う。妻が恐る恐る熱を測ると、38度後半。その体温を見た瞬間に、妻は泣いてしまいました。「悔しい」と。
息子、笑福も濃厚接触者となり外に出ていません。その二日後、笑福の小学校の入学式がありました。僕がコロナになってしまったことで、笑福は入学式に出られなくなってしまったのです。そして妻もコロナ。
僕は一日たって、熱はかなり下がっていました。が、妻の体調がかなり悪い。このまま僕だけ入院となるわけにはいかず、保健所に連絡して状況を伝えて、入院を一日遅らせてもらいました。
コロナになったことを「仕方ないね」と励ましてくれる人は沢山います。だけど、仕方ないんですけど、自分がかかったことで妻にうつし、そして、息子・笑福が入学式と、一週間ちかく学校に通えなくなる。小学生になれるという大事な一週間に行けない。みんなと一緒に、学校や新しい仲間たちと慣れていく期間を逃してしまった。
オミクロンは前よりは軽いとか、色々言いますが、だけど、コロナにかかったことによって、身のまわりのことで失ったり、逃してしまったりしてしまうことは沢山ある。
さあ、ここからです。退院した今。予定通りにいかなくなったことを、どうやってリカバリーしていくか。
結果、あれがあって良かったと、後から思えるように向き合っていこう。
コロナと戦うってアフターコロナも含めてなんだなと。改めて思う。