カンニング竹山が尊敬して止まない石橋貴明(写真左)と木梨憲武
カンニング竹山が尊敬して止まない石橋貴明(写真左)と木梨憲武

 2人に共通して言えるのは、憲武さんも貴明さんもやっている仕事が面白いこと。憲武さんのライブも、アート作品の個展も、TBSラジオと連動してGYAO!で配信している「木梨の貝。」も本当に面白い。貴明さんはYouTube「貴ちゃんねるず」も面白いけど、TBSラジオの「石橋貴明のGATE7」(毎週日曜朝7時~)! とにかく貴明さんの記憶力とデータ量がすごいので、野球ファンはぜひ聴いたほうがいいです。貴明さんは野球に関係する人たちとの交流が幅広いので、そういう人たちとのトークも深くて面白い。

 面白いことを追及しているという点で、1日にABEMAで放送された稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾3人によるレギュラー番組『7.2新しい別の窓#50』。この番組で、僕は進行役をやらせてもらったんですが、電波少年の土屋敏男さん、NHKのプロフェッショナルやクロ現の河瀬大作さん、めちゃイケの明松功さん、元テレ東の佐久間宣行さん、大豆田とわ子の演出をした池田千尋さんという大物がスタジオに集まってマスメディアの今後を語り合いました。結局、今の時代は「テレビを見ない」なんだけど(笑)、これからの面白いをみんなで話して追及できた。次の日曜まで無料視聴できるのでよかったら見てもらいたいです。

 面白いを追及してきたとんねるずに話しを戻すと、みなさんからよく聞かれるのが「とんねるずの不仲説」(笑)。2人は仲が悪いのか聞かれたら「知らねぇーよ」と答えます(笑)。それぞれと親しくさせてもらって、ここで紹介したエピソードからもわかる通り、タイプは違うので、だからこそコンビが組めて、あそこまで人気が出たのだと思います。

 自分が憧れていたとんねるずと親しくさせてもらっていると考えると、冗談じゃなくて震えてくるので、あの人たちは、オッサンの先輩で、とんねるずじゃないと思っています(笑)。

■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。オンラインサロン「竹山報道局」は、昨年4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録

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カンニング竹山

カンニング竹山

カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。本名は竹山隆範(たけやま・たかのり)。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在はお笑いやバラエティー番組のほか、全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。単独ライブ 「放送禁止2017」が9月21~24日、東京・品川の天王洲銀河劇場で開催(撮影/写真部・小原雄輝)

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