「イチロー、松井秀喜、田中将大モデルも人気でしたが原モデルには敵いませんでした。現在の大谷モデルは当時の原モデルを彷彿させます。今後、佐々木朗希(ロッテ)も同じような可能性を感じます。用具を提供しているナイキ社も大きな期待をしているはずです」(スポーツメーカー野球担当者)

 プロ3年目の佐々木は“令和の怪物”として元々注目度は高かったが、4月10日に完全試合を達成したことでまた一段と世間の知名度が上がった。これから実績を積み重ね名実ともに日本一の投手になれば、佐々木モデルのグローブが発売され、人気商品になることは想像に難くない。

 野球人口減少、野球離れが叫ばれ、用具メーカーの苦戦も伝わってくる中、選手モデルが話題になるのは良い傾向だ。幅広い層が再び野球に興味を持ち始めているということの裏返しでもある。改めて大谷翔平の野球界への影響力、果たしている役割の大きさに驚かされる。

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