
漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、「インビジブル」(TBS系 金曜22:00~)をウォッチした。
【漫画】これが調教師の正体か?カトリーヌあやこ氏による「インビジブル」はこちら
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初回冒頭、渋谷駅前スクランブル交差点で爆破事件。ドラマロケといえば横浜ばかり(許可が取りやすいらしい)な昨今、渋谷で大規模ロケ?たぁ景気がいいね。
数々の大型ビジョンがジャックされ、映し出されたのは包帯で顔を隠した人物。そして告げる。「私がほしいのは、志村貴文(高橋一生)」
謎の人物の正体は犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウ)だった。
ちなみに柴咲が登場するたび「モヘ~ア~♪」と、不可思議なBGMが流れる。なんだよモヘア、ニットかよ。
そんなモヘアなキリコと、捜査1課から左遷された刑事・志村が異色のタッグを組み事件の真相を暴く本作。まぁ刑事&犯罪者といえば古くは映画「羊たちの沈黙」。
このドラマ、いかにも洋モノっぽいスタンスというか、若干横文字多めだ。今まで誰も実像を知らなかったキリコの通称は「インビジブル」。はい、かっこよさげ。
警察も把握してない凶悪犯の集団は「クリミナルズ」。海外ドラマの題名にありがちだが、うんわかる。しかし、おねえ言葉のハッカー「ラビアンローズ」(DAIGO)は、ちょっと待て。
だってDAIGOだよ。ウィッシュだよ。吉川晃司がスタンドマイクで歌い出しそうよ。