渡辺:病院選びにおいては、セカンドオピニオンは絶対に受けたほうがいいと私は思います。他院でセカンドオピニオンをとりたい、と聞いて怒り出すような医師がいる病院は避けたほうがいいと考えます。

天野:その通りだと思います。情報提供をいとわないという医師の姿勢は大事です。自分の病院に患者さんを誘導するような医療機関はまずは避けることですね。また、病院全体の評価で言えば日本医療機能評価機構の病院機能評価や、国際的な医療機能評価(JCI)の認証を受けていることも大切なポイントです。

渡辺:そろそろ時間がきましたので、このあたりで終わりにしたいと思います。天野先生、本日はありがとうございました。外科医としてあるいは病院の管理職としてトータルな視点からいろいろなことを聞けまして、私自身も非常に勉強することができてよかったと思います。

天野:私はファーストキャリアが終わり、これからセカンドキャリアに入りますが、その中で外科医としてどのようなことをやっていくべきか、本日、一つの灯りが見えたような気がします。また、がんについては、自分も患者になるかもしれない病気ですから、一個人としても非常に勉強になりました。ありがとうございました。

(構成・狩生聖子)

※週刊朝日MOOK「手術数でわかる いい病院」創刊20年記念セミナー「医師が本音でトーク“いい治療”は病院選びで決まる!」の第1部を要約

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