中山、増田の台頭は、ポジション争いに敗れた選手がいることを意味する。

「廣岡大志(25)は坂本が戦線離脱して遊撃の最有力候補としてスタメン起用されましたが、守備で手痛いミスが目立ちファームに降格しました。二遊間で守れないと1軍のレギュラーは厳しい。打撃は右方向に長打を打てるのが大きな魅力ですが確実性に欠けるので計算ができない。ヤクルト時代から期待の若手と言われていましたが、中山が遊撃でスタメン出場している状況で立場が厳しくなっている。中田翔(33)も同じことが言えます。増田に一塁のレギュラーを奪われる形になり、今月6日に登録抹消された。増田は相手が研究してくるのでこのまま打ち続けるとは思いませんが、勝負強さに定評があるベテランの中島宏之(39)がいますし、中田の存在感が薄くなっている。野球人生の正念場を迎えていると思います」

 廣岡、中田は共にトレードで獲得した選手で首脳陣の期待は大きい。ファームから再びはい上がれるか。(梅宮昌宗)

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