心機一転始まった新学期も2カ月半、がんばってきた受験生にも疲れが出てくるころ。効率アップしてやる気を取り戻したいなら、文具を工夫してみませんか? 「週刊朝日」の学生公募モデルが、とっておきの必勝文具を教えます! ※価格はすべて税込み
【写真】学生モデル5人と「とっておきの必勝文具」を写真で紹介!(全10枚)
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★畠山はる奈(早稲田大学・文化構想学部卒)
・スティッキールはさみ 550円(サンスター文具)
スティック型で、キャップをはずすとはさみが現れるアイデア商品。スリムで持ち歩きやすく、刃をキャップにしまえて安心。写真のコンパクトサイズのほか、刃渡りが長くてプリントを切りやすいロングサイズもある。
■プリントを切り貼りして情報を一元管理
畠山はる奈さんは、授業ごとにさみだれ式に配られるプリントの整理をひと工夫。パートナーは携帯式の「スティッキールはさみ」だ。「いつも筆箱に入れていました。配られたプリントをすぐに切ってノートに貼れば、なくすことがありません。板書もプリントも一冊にまとまり、復習がすぐにはじめられます」と話す畠山さんは、英語、国語、世界史など複数の教科でこの方法を採用していたという。
★岡部七子(東京大学大学院・薬学系研究科修士2年)
・朱・藍鉛筆 朱藍5:5六角 1ケース12本 792円(三菱鉛筆)
机の上で転がりにくく、持ちやすい六角形状の朱・藍鉛筆。岡部さんは「持ち替えずに2色を使い分けられて、機能的」と絶賛。ペンを使ったこともあるが、この鉛筆の便利さと書き心地が忘れられず、すぐに元に戻したとか。
■1本2役! 持ち替え不要でスピーディーに復習
「筆記用具は決めたものだけ」という岡部七子さん。筆箱は箱型、入れる鉛筆の本数も決めている。「朱・藍鉛筆」は、小学1年からの愛用品。間違えた問題に青で×を書き、正答を赤で書いて、赤シートで隠して復習するのに最適という。「勉強を支えてくれる感謝をこめて筆記用具を使っています。同じものを大事に使うと、何を使おうかと判断する時間がいらないので、効率も高まります」(岡部さん)
★高橋由衣(早稲田大学・国際教養学部卒)
・サラサクリップ 110円(ゼブラ)
ジェルインクのなめらかな書き心地が魅力のボールペン。受験生に人気の青をはじめ、全57色のバリエーション。ボール径も0.3mmから1.0mmまでそろう。クリップ部分が大きく開くので、ノートや手帳にはさむのも便利。
■書き味なめらかな青ペンで何度も書いて記憶定着
青ペンで単語を書きなぐる勉強法は「記憶が定着しやすい」と言われ、受験生に人気。高橋由衣さんは、この方法で英単語のスペルを覚えた。コピー用紙を6等分に折り、1面に何個かの単語を書き、終わったら次の面、と繰り返す。「スペルがわからず、知っている単語なのに英作文では使えないということがなくなりました」。そんな高橋さんがオススメする青ペンが、「サラサクリップ」。「無心になってずっと書いていられるくらいなめらか。20本くらい使い切りました」(高橋さん)