プロの片づけサービスを頼むことも、母は反対でした。でも、「お金は私がだすから!」と、けっこう強引に進めてしまいました。ひとりでやるよりだんぜん早いですし、何より母とふたりきりならもめそうなことも、プロの方が入ることで冷静に対処することができました。プロの言葉は偉大です。
といっても、2階は手つかずのままですし、片づけ前をレベル10とすると、7か6程度に改善した、という感じですね。
――実際に片づけてみて、お母さんの反応はいかがでしたか?
「お母さん、片づけ苦手だからまたやってほしいわ~」と言ったりもしますが、ふとしたときに「あれは捨てなくてもよかったんじゃない?」と言われたりもします。実家の片づけは難しいです(笑)。
※発売中の『ねぼけノート 認知症はじめました』では、介護経験者なら共感せずにいられないエピソードはもちろん、親子や実家の「あるある」話が満載です。