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川崎市子ども夢パーク、通称「ゆめパ」。公設民営の施設で利用は無料。約1万平方メートルの広大な敷地に、親と遊びにくる子もいれば、学校に行っていない子もやってくる。泥んこになって遊び、物づくりをし、自由に学ぶ。家庭でも学校でもない子どもたちの「居場所」がここにある──。連載「シネマ×SDGs」の12回目は、子どもたちの自然な姿をとらえた『ゆめパのじかん』の重江良樹監督について話を聞いた。
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前作の「さとにきたらええやん」を見た方から、「私にはこんな居場所はなかった」という感想をいただいたんです。確かに僕にもなかった。もっと子どもの居場所を取材したい。そう思うなかで「ゆめパ」に出合いました。
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ゆめパの子どもたちは自由な時間を過ごし、何でも自分たちでやります。火もおこすし、ナタで木も切る。年に1度のイベント「こどもゆめ横丁」ではベニヤ板から店を建てて、自分たちが作った物を売る。売り上げに応じて納税もする。いい社会勉強ですよね。
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