英国でハリー王子(38)とメーガン妃(41)に対する印象が急降下している。英世論調査会社ユーガブによると、ハリー王子に対する最新の好感度はマイナス26で、11月より13ポイント下がった。メーガン妃はマイナス39で、同7ポイント下がった。
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原因はもちろん、ネットフリックスの番組「ハリー&メーガン」の影響だろう。12月8日に配信された前半3話は、最初の4日間で2800万超の世帯が視聴。公開第1週目の視聴者数も同社のドキュメンタリーとしては史上最多だったという。ただ、2人の“攻撃的”な姿勢に、英国民はそっぽを向いたようだ。
とりわけ後半3編が公開された15日は、キャサリン皇太子妃(40)が主催するエリザベス女王の追悼クリスマス会の当日だった。会にはチャールズ国王(74)とカミラ王妃(75)、ウィリアム皇太子(40)らロイヤルファミリーが、皇太子妃への応援の気持ちを込めて、そろって参加した。彼らに対する“あてつけ”のような2人の行動に、英国民のいらだちが募る。
後編の中身はというと、まず2018年5月に行われたハリー王子とメーガン妃の結婚式から始まる。式場となったウィンザー城の周辺では、多くの人たちが2人を祝福。メーガン妃は礼拝堂で実父の代わりに手をとって歩いてくれたチャールズ国王を「チャーミング」とコメントした。
美しい思い出ばかりが強調されたが、その裏であったとされるメーガン妃の“問題行為”には、いっさい触れなかった。ブライズメイド(花嫁のサポート役)が王室伝統のタイツを履くべきかどうかでキャサリン皇太子妃と揉め、エリザベス女王愛用のウラジミール・ティアラを着用したいと願い出て拒否され、ヴィーガン料理を指定したメーガン妃が味見して「卵の味がする」と料理人を怒鳴って女王からたしなめられた、はずなのだが……。
そのかわり、ハリー王子は自身の王室離脱について話し合われた家族会議の様子を振り返る。