医療ジャーナリストの伊藤隼也氏が、自ら実践し厳選した、50歳以上の人におススメしたい健康法をまとめた一冊。
気軽に取り組めるユニークな健康法が満載だ。例えば「健康ゆすり」。一般的にはマイナスなイメージを持たれがちな貧乏ゆすりだが、ふくらはぎを使うことで下半身の血流が良くなり、冷えやむくみ対策になる。他にも、「茶わんを上の棚に置いて五十肩を予防する」「電車内でのつま先立ちエクササイズで、積極的なカロリー消費」など、運動が苦手な人、ズボラな人でも気軽に挑戦しやすい内容が、多数紹介されている。
人生100年の時代、と考えると50歳はまだ折り返し地点。「予防」の観点から、これらの健康法を生活に取り入れることで、健康寿命をぐんと延ばす期待が持てそうだ。
※週刊朝日 2018年10月12日号
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