SHUNTO:BE:FIRSTの良さが伝わるのはハンドマイクだと思うので。
SOTA:リアルに感情を乗せやすいんです。「ここは思いっきりいきたい」と思ったらいけるし、その加減が楽しい。
RYOKI:会場が大きくなると、音楽が届きづらくなる面がある。将来、ドームでパフォーマンスするためにも、僕たちがハンドマイクを握る理由が伝わるパフォーマンスを、いま、できていなければと思いますし、生きざまはぶれずにいたい。
そして、これからも壁はたくさんあるし、くじけそうになることもあると思うけど、周囲ととことん話し合ったりして、感情を大切にすることはあきらめないでいきたい。
RYUHEI:それから、はっきりとしたビジョンを持つこと。海外のアーティストと自信を持って肩を並べている姿を想像していないと、そこに至るための行動が生まれないと思うので、メンタルも磨いていきたい。壁にぶつかっても、今までもBE:FIRSTは支え合って壁を乗り越えてきたので、これからも全く心配していません。
LEO:自分たちが誇れる音楽をやること、誇れる足跡を残していくことに尽きると思います。世界に行くにしてもこれからにしても、それをどれくらいやれるかで、可能性は変わってくると思う。自分たちのルーツや自分たちの直感を信じて、たくさんの人に聴いてもらえる音楽を生み出していきたいです。
(ライター・小松香里)
※AERA 2023年5月1-8日合併号