MANATO:すごくいい方向にいったと思います。みんな、自分のその時できること、感じたこと、そこでしか出せないものを、たくさんの人に届けようという気持ちでパフォーマンスができた。
RYUHEI:観に来てくださった方にBE:FIRSTの魅力を知ってほしいと思いました。一瞬一瞬の動きのクリアさ、指先の動きひとつまで見てほしい。自己満足かもしれないけどそこはとことん極めたので、マニアックなところもエネルギーとして受け取ってほしい。「人生で初めて行ったライブがBE:FIRSTだった」と言われることもあって、誰かの初めてをもらうことは、責任が伴うけれどすごくうれしいことなんだと感じたし、もっと責任を負いたいと思いました。
JUNON:やりたい楽曲についてメンバー同士で話し合うことが増えましたね。ツアーでいろいろな曲をやってきたからこそ、出てきた姿勢だと思います。
■やりたいことが増えた
SHUNTO:これまでは社長(SKY-HI)が用意してくれた楽曲に対して、どう自分の表現を当てはめるかというアプローチで臨むことが多かった。いまは、やりたい曲がどんどん生まれています。BE:FIRSTとしての2年目の一歩として、そこまで踏み出していきたいと話しています。
SOTA:ツアー中に来年や次のツアーの話までするようになって、「もっとこういう曲があるといいね」「次の曲大切だね」とも話しましたね。
JUNON:やりたいことへの気持ちが俺らの中であがっていって、シングルの話し合いですら「時間が足りない」と感じました。
――4月26日リリースのサードシングル「Smile Again」は、爽やかさと切なさを感じさせるラブソングだ。
LEO:ツアーで自分のしがらみが外れて、それからのレコーディングだったので、アーティストとして新たになった自分が目一杯表現できました。人生を応援したり、自分を証明したりする曲があったけど、今回は恋愛面から、人生に寄り添える一曲になったと思います。
RYUHEI:春のさわやかなシーズンにぴったりだし、個人的には、去年、「Bye-Good-Bye」を聴いた時の記憶がよみがえりました。音数が少なくてどこか寂しさがあって、でもサビ前の「君は綺麗だ」は真正面から言っている感じがする。それが僕的にはすごく刺さりました。自分の元に戻ってきてほしいと思いながらも相手の幸せを願うような、すごく純粋な気持ちで歌いました。メンバー同士、良いところを吸収し合うことで歌唱のバリエーションが増えてきたと思います。