
タレントのIMALUさん(35)がデビューしてから16年の月日が流れた。父親がお笑い芸人の明石家さんま、母親が女優の大竹しのぶの長女として生まれ、人知れず悩みを抱えて過ごしていた時期があったという。インタビューの【前編】では半生を振り返ってもらうとともに、両親に抱く特別な思いを明かしてくれた。
【写真】気持ち良さそう!ウェットスーツでワンちゃんと一緒にSUPに乗るIMALUさん
――IMALUさん、公立の小学校に通っていたんですよね。両親がスーパースターなので、私立の小学校だと勝手に思い込んでいました。
よく驚かれます(笑)。なぜ公立の小学校に行かせたのか、親に聞いたことはないんですけど、私にとってはすごく良い環境でした。親が芸能人だからと特別扱いされることもないし、友達の社宅や公園で鬼ごっこしたりして遊んでいました。今も小学生のときに知り合った友達とは仲良しだし、自分の居場所が地元のコミュニティーにある。「芸能人だから特別」という感覚が子どものときからないんですよね。
「お母さんいる?」って
――嫌な思いをされたことはなかったですか?
うーん。入学式で「さんまさんの子どもが来る」って周りの大人の視線をすごく感じたのは覚えていますね。名前が呼ばれると会場がざわついて(笑)。運動会にもメディアが来たり、芸能リポーターが自宅の前にいて「お母さんいる?」って聞かれたりしたこともありました。ただ、子ども同士の関係性で嫌な思いをしたことはなかったし、自分だけが芸能人の子どもで嫌だなという感覚はなかったですね。
