
――改めてですが、両親はどのような存在ですか?
こうやって芸能界で活動していますし、カナダに留学させてもらったり、特別な経験をさせてもらえたりして感謝しています。父も母も仕事が楽しくて生きる力になっている。小さなときから見てきたので、「仕事で成功することが幸せ」「私も仕事で結果を残さなきゃいけない」という思いを持っていました。ただ、年を重ねると、「私は両親と全然違う」と気づいて。私は両親ほど自分を追い込めないし、仕事以外の時間も充実させたい。もちろん、仕事に向き合うストイックな姿勢は尊敬しています。両親を見てきたから、自分の生き方に気づけた。2人の子どもで良かったと本当に思います。嫌だったとは言えません(笑)。
――さんまさんと共演NGと聞いていますが、これからも実現することはないですか?
今まで共演のお話をいただいたことは何度かあったんですけど、断ってきました。自分に力がつくまで、この世界で結果を出してからという思いがあって。ただ、あっという間に16年が経ったので、いろいろ考えますよね。父が70歳になったんですよ。年齢を考えると20年後は難しいかもしれないし、ずっと(共演)しないのも寂しい気持ちがする。ほかに共演者で入るとしたら母ですよね(笑)。逆にみなさんに聞きたいです。せっかくなので楽しんでもらいたいですし、どんな共演がいいかアイデアを募集しています!
【後編につづく】
「いつ結婚するの? いつ子ども産むの?」 IMALUが感じた「30歳を過ぎた女性の生きづらさ」
(構成/平尾類)
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