「CanCamナイトプール」オープニングイベントに出演したスピードワゴンの2人(2017年、写真:つのだよしお/アフロ)
「CanCamナイトプール」オープニングイベントに出演したスピードワゴンの2人(2017年、写真:つのだよしお/アフロ)

“学び直し”で新たな人生を切り開いたケースも

 かつて同じ道に進んだ芸能人には田村淳がいるが、彼の場合はどうだったのか。

「淳はもともとAbemaTVの企画で青山学院大を受けるも、残念ながら不合格。そこで、2019年4月から慶應大の通信教育過程で学ぶことに。ところが、すぐに慶應大学大学院を再受験し、通信教育課程は退学しました。くら替えする形で進学すると、2021年にメディアデザイン研究科修士課程を修了したことを発表しています。しかし、大学を卒業していない中での大学院修了には、一部SNSでは批判の声もありました」(週刊誌記者)

 一方、慶應大の通信教育過程を卒業後したタレントといえば、元女優の高部知子がいる。

「かつて子役として活躍した高部も、スキャンダルの影響で芸能界から姿を消すことになりました。慶應大で哲学を学んでいた際には、『何かわかりそうな気がするけど、わかったところで何になるのか』と悩んでいたそうです。そんな折に精神保健福祉法が制定され、卒業後は福祉の道に進み、現在は精神保健福祉士として活動しています。芸能界での紆余(うよ)曲折を経て、学び直しにより新たな人生を切り開いたケースですね」(同前)

 慶應大の通信教育過程には最長12年まで在籍でき、マイペースに学ぶことも可能だ。復帰の見通しが立たない中で、小沢は「人気芸人」という過去の肩書に頼らない生き方を探っているのかもしれない。

(泉康一)

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