15日に行われた北かわち皐が丘戦では6番・ファーストで出場して2本の長打を放つと、6回からマウンドに上がり2イニングをパーフェクト、5奪三振という圧巻の投球を見せた。フォームは参考にしているというダルビッシュ有(パドレス)とそっくりで、ストレートは最速148キロをマーク。スライダーなど変化球もとても1年生とは思えないレベルにある。172cmと上背はないものの、投打両面で高いポテンシャルを秘めていることは間違いないだろう。

 これからいよいよ甲子園を目指す戦いも佳境を迎えることになるが、ここからさらなるアピールを見せる選手が続々と出てくることを期待したい。

(文・西尾典文)

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