
タイ
「バンコクには160以上のインターナショナルスクールがあり、なかには日本語対応、英語初心者向けの学校もあります」
親子ビザは、タイの場合も、留学できる子どもが2人いる場合、親2人がビザを取得できる。また、祖父または祖母も連れていきたい場合は1年更新の退職者ビザから5年以上のタイランドプレビレッジカードビザ、起業が簡単でかつ海外所得が非課税となるLTRというビザもあるため、さまざまなスタイルでの滞在が可能。
移住先の環境もよく調べておきたい。
「子どもの学校のために田舎町に居住したものの、徒歩圏にショッピングセンターなどもなく、車を持っていないから暇を持て余し、日本に帰りたい気持ちが強くなり、うつ病になった保護者の方もいました」
教育移住で最も大事なのは、子どもとの関係だ。
「子どもが移住に乗り気でなければ、インターナショナルスクールになじめず、早期に帰国することになります。現地に視察をした際には遊園地やバーベキューを楽しんだりして子どもの気持ちを盛り上げることが重要です。つまり親子留学の成否は、子どもの意欲次第なことを忘れないようにしてください」
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