物事を作り上げる際に何かしらの壁にぶつかるのは当然。適切な対応をすると共に、ネガティブ事象に関しても隠蔽することなく伝える姿勢への評価も高い。『情報開示』の重要性を会社として認識しているのも欧米流と言えるかもしれない。

「目先のチーム強化や利益追求ではなく、長いスパンで考える。日本ハムがグラウンド内外で右肩上がりなのが理解できる。以前とは全く別物の球団になって行く姿に驚かされるばかり(笑)」(日本ハムOB)

 パ・リーグはソフトバンクオリックスと三つ巴の首位争いとなっている。夏場を迎えて各チームが正念場を迎えるが、負けないだけの戦力も揃っている。新庄剛志監督4年目、悲願の優勝を成し遂げればこの先の勢いがさらに加速するはず。日本ハムはグラウンド内外で勝者になりそうな勢いを持ち続けている。

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