人に頼ったり甘えたりしたい人はそうふるまうし、何かにつけ自分の意見を述べたい人は相手に「それ、ちょっと違うんじゃない?」などと言い始めます。
ちょっと言葉がよくないかもしれませんが、相手の好意に付け込むというか、「この人と私の仲ならこれくらい許されるだろう」という油断が生まれてしまうんですね。
相手がそれを受け入れてくれるような度量の大きな人なら、もしかしたら許してくれるかもしれません。
でもみんながみんな受け入れてくれる人ばかりではありません。むしろ受け入れることができない人のほうが多いでしょう。
だって会ったときにちょっとでもイヤなことを言われて、会うことにストレスを感じる人とは、楽しくお付き合いできないですからね。
もしも自分の周りにいる多くの人と、いい関係を築こうと思ったら、頭から「この人はありのままの自分を受け入れてくれるはず」と決めつけたり、親しくなったからと言いたい放題にしたりしないほうがいいのではないでしょうか。
誰にでも「こういうことをされたり言われたりしたらイヤだな」と思うことがあるはず。相手にもそれがあることを忘れないことが大事なんじゃないかと思うのです。