生理のときに「これ、なぁに?」
私が生理のときに、息子がトイレに来て「ママ、これ、なぁに?」って聞いてきたときだから、2歳になるかならないかの頃。深い話をしてもまだわからない頃は、「女の人のお腹に赤ちゃんが来てくれるお部屋作りのためのものだよ」とか「これがあるから、あなたがママのところに来てくれたんだよ」とか話しました。
もう少し大きくなってからは、もう少し具体的な話もしました。「血が出てるから、痛いの?」とか聞いてくれて、「血が出ることは痛くないんだけど、それによって、気分が悪くなったり、お腹が痛くなったり、頭が痛くなったり、ベッドから出られないくらいしんどい人もいるんだよ。悲しい気持ちになる人もいる。その人によって全然違う。ママは何もないんだけどね」と、そういう話は3歳前後でしました。
生理用ナプキンを見たときに、「これ、おむつ?」って聞いてきました。「おむつみたいな感じで、パンツに血がついちゃうからそれをキャッチしてくれるものだよ」と説明しました。
小さいうちは、生理のときに「これ、なぁに?」と聞いてくることが何回かありました。こっちからしたら「この前、言うたやん!」って(笑)。何回か聞かれて説明していくうちに、いま息子は6歳ですが、ここ1年はもう「これ、何?」という質問はしなくなり、生理というものをわかっていると思います。
「ナプキン取ってきて」とお願い
例えば、「ママ、今日、お風呂で遊ぼう」って言われたときに、「今日、ママ、生理やから無理やわぁ」とか普通に話しています。そのときの息子の反応は、「あ、そっか」みたいな感じで受け止めてくれます。トイレから普通に「ごめん~。ナプキン取ってきて」みたいに、息子にお願いすることもあります。
息子がどこまで生理をわかっているかはわからないですが。赤ちゃんがお腹に来てくれるために毎月そういうことがある、しんどい人もいる、男の人にはない、くらいは理解しているかな。
生理に関しては、学校でも違う形で話しを聞いてくることがあるかもしれない。それよりも先に、私の思いを私の言葉で話しておくことで、違う内容を聞いたとしてももっと理解できるかもなって思う。
例えば、生理のような繊細な話を外で急に聞かされるより、家の中で安定した空気の中で普通の会話と変わらないテンションで私が話せば、「特別なことじゃないんだ」って受け止められると思う。だから、学校などで教えてもらえる話でも一旦は、おうちでお話しをしています。
息子に生理の話をしたのは、男だから、女だから関係なく、人として、私が教えたことが役に立つというか、この知識のおかげで、人を思いやれる瞬間が絶対にくると思うから。そうなってもらえたらいいなと思っています。
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