一方、私生活では43歳だった2011年に4歳年下の会社経営者の男性と結婚。しかし、直後から夫に関する巨額の金銭トラブルや女性スキャンダルが幾度となくマスコミによって報じられることに。
案の定、世間からは南野に対し「なぜ離婚しないのか?」との疑問の声が相次いでいたが、23年に静岡県の社会福祉法人の口座から約1500万円を横領した業務上横領容疑で夫が逮捕されたことで、ついに12年8カ月の夫婦生活にピリオドを打った。
今年はデビュー40周年
結婚時は夫の報道に悩まされ、自身にもダークなイメージが多少つきまとっていた南野だが、18年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に幾島役で起用されるなど、芸能活動だけ見るとあまり支障がないように思えた。
とはいえ、夫の逮捕後もずるずると婚姻関係を続けていたとしたら、今回の客員教授の話はもちろん、今年5月に就任した京都府舞鶴市の親善大使のオファーや、現在のテレビでの活躍もなかっただろう。前出の平田氏が言う。
「南野さんは22年末に大手芸能事務所から独立し、翌23年11月に離婚を発表しましたが、離婚前後で活躍に大きな変化はないように思います。今月にはBS日テレで南野さんが審査員を務める韓国のオーディション番組『現役歌王JAPAN<女子日韓歌王戦>』の放送が始まりましたが、今年はデビュー40周年ということもあり、さらに存在感を放ちそうです」
6月15日にオフィシャルファンクラブ「Nanno Club part5」を開設し、7月には40周年記念全国ツアーが東京・NHKホールからスタートする南野。癒やし系の笑顔と挑戦を続けるパワフルな姿に元気をもらえるファンは多そうだ。
(小林保子)
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