写真・図版(4枚目)| 休刊の「鉄道ジャーナル」を復活してほしい! ネット全盛の時代に紙の雑誌のニーズとは【読者アンケート結果発表】

「そうそう他で並ばないような、マニアックだったり、ディープなインタビューや企画でないと、なかなか買おうと思えない。自分の中でも、コンテンツに課金するハードルが年々高くなっているので、他でお目にかかれない、どうしても本棚に置いておきたいものでないと、なかなか購入に踏み切れない」(20代、男性)

「専門誌。スポーツや芸術など。何年たっても輝きつづける選手の躍動感は紙でじっくりみたい。芸術書も同じでパソコンやタブレットでは表せない色があり、紙の印刷が必要」(50代、女性)
 

 パソコンやスマートフォンではなく、「紙」で読むということに魅力や利点を感じている方の声も多くありました。

「自分は紙で読む事の意味があると思っているので。モバイルで読む情報は漠然と多く、情報が流れてしまう。良いと思ったものはじっくり考えたり思い返したりしたいので、紙で残したくなります」(50代、女性)

「文字の読みやすさ。ページの前後のめくりやすさ。目がつかれにくいこと。紙特有の重みや印刷の匂いなどを感じながらゆっくりと過ごす時間を持ちたい」(50代、女性)

「雑誌も新聞も、一覧性と同時に自分の興味や趣味以外の記事などがふと目に入って、そこからまた別の道を歩いて見られる。それはネットで検索したりするよりはるかに面白いし、又紙類独特の触感、あるいは重さがったり軽さだったりという身体感覚がある事」(70代以上、女性)

(AERA編集部)
 

こちらの記事もおすすめ なぜ運動会で組体操「ピラミッド」はつぶれたのか… 「順位」「勝ち負け」のない運動会に7割が「反対」【読者アンケート結果発表】
[AERA最新号はこちら]