第1位 赤いスイートピー

「制服」「チェリーブラッサム」との三つ巴の戦いから抜け出して1位を獲得したのは、「赤いスイートピー」でした。
「もちろん、この曲でしょ……(『チェリーブラッサム』と悩みましたが)『赤いスイトピー』歌詞全体, 曲・メロディー、松田聖子のイメージが、特に伝わりやすいこと、 松田聖子の良さ、独自性や音楽性の特徴などが、特に出ていること」(50代、女性)
「いきなり“春色の汽車に乗って”から始まるので、春=『赤いスイートピー』以外に考えられなくなりました(笑)」(50代、男性)
「春」の曲というだけでなく、松田聖子の代表曲との評価も。
「『ザ・ベストテン』、『歌のトップテン』に毎週かじりつくように見てました。聖子ちゃんの歌声や歌い方、表情にピッタリはまった曲だったと思います。『青い珊瑚礁』みたいな元気な曲も好きだったけど『赤いスイートピー』は聖子ちゃんの代表曲でイメージにピッタリな1曲だったと思います」(50代、女性)
力がみなぎるような曲から、惜別への思いを馳せるバラードまで。「春」というテーマにしぼっただけでも多くの名曲が挙がる松田聖子は、本当に稀有なアーティストと言うことができそうです。
(AERA編集部・太田裕子)