
上司だって気を使う
最近では、飲み会でのハラスメント行為に対する風当たりが強く、上司や先輩が若い部下や後輩に対して気を使う、という雰囲気になっています。実際に職場での力関係で上位にある人は、どれぐらい意識しているのでしょうか。
自分よりも年齢が若い部下や後輩と一緒になった「飲み会」で、「特に気を使わない」と回答したのは18.8%にとどまりました。
そして、実際に気を使っていることとしては、「無理にお酒を勧めない」が45.3%と最多。ほぼ同数で多かったのが42.4%の「説教をしない」でした。
そのほか、「自分の自慢話をしない」が39.6%、「プライベートなことに突っ込まない」が38.4%などとなりました。
では、職場の「飲み会」が苦手な人、敬遠している人も楽しく過ごすためには、どんな場であったらいいのでしょうか。
アンケートで最も多かったのは「気が合うメンバーと一緒」が50.7%。そのほか、参加している人にかかわるものとしては、「気配りをしないですむ」(38.0%)。「少人数」(37.3%)などが挙げられました。
そのほかの要素としては、「1次会で終わる、時間が短い」(43.7%)や「食事がおいしい」(33.8%)、そして「費用がかからない」(33.1%)といった声もありました。
縁あって、一緒に仕事をすることになった間柄。せっかく作った互いの時間を楽しく、そして実りあるものにしたいものです。
(AERA編集部)