
新年度がスタートし、仕事関係での「飲み会」が増える時期です。新型コロナでリモートワークが普及し、以前と比べて回数としては激減。「飲みニケーション」の機会と考える人もいれば、「プライベートと仕事の時間を分けたい」という声も。AERA編集部が実施した読者アンケートでは、職場の「飲み会」に行きたいか、そして「飲みニケーション」は必要かどうか、その賛否はほぼ同数で分かれました。ハラスメント行為に厳しい昨今、上司や先輩も若手らに気を使う場になっているようです。
【ランキング】職場の飲み会で、上司や先輩が「気を使っている」のはこんなこと
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今回の読者アンケートのテーマは「職場の飲み会」。3月26日から4月2日にかけて実施し、回答者は245人でした。
新型コロナの影響で一時は激減した「飲み会」ですが、みなさんの職場では現在、どれぐらいの頻度が開かれているのでしょうか。
アンケートの結果を見ると、新型コロナ前のようには戻っていないのか、「ほとんどない」が最も多い43.7%。続いて「年に1~2回」が22.4%、「数カ月に1回」は20.8%となりました。「月に1~2回」は11.8%、「週に1回以上」は1.2%でした。
職場の「飲み会」は、一緒に働く同僚同士の距離を縮める「飲みニケーション」の機会にもなっていますが、その必要性については賛否が分かれました。
「必要」「どちらかというと必要」という回答をあわせると52.2%。一方の「不要」「どちらかと言うと不要」は合計47.7%で、大きな差はありませんでした。
そして、「飲み会」に行きたいかどうかについては、「行きたい」と「まあまあ行きたい」をあわせて49.8%。「行きたくない」「あまり行きたくない」は50.2%で、わずか「1票」差で上回る結果となりました。